小児眼科(斜視・弱視外来)

人間の眼は0歳から9歳くらいまでに視機能が発達し、確立するといわれています。
視力の発達する期間に目の病気、屈折異常(遠視・強度近視・乱視・不同視)、斜視などがあり、「物をくっきりと見る」ことが妨げられると、視力の発達が遅れてしまいます。
これを弱視といいます。

訓練室内

弱視の治療は視力の発達期間が過ぎてから開始しても成果があがらないことがあり、早期発見・早期治療が最も重要になります。
当院では眼科検査のスペシャリストである「視能訓練士」が4名おり、子供に合わせた検査を行い斜視・弱視の早期発見・早期治療に努めています。

独自の「斜視・弱視訓練室」

斜視・弱視の子どもや両親が安心して治療が受けれるように、独自の「斜視・弱視訓練室」を設けました。検査の後にぬりえやビーズ通しなど子供の視機能や能力に合わせた手元の訓練を行っております。また家庭で親子が楽しく行える訓練を紹介し、訓練に対するモチベーションの維持にも心がけております。さらに両親が抱える不安や心配事などの相談にも対応し、今後のお子様の訓練がスムーズに行っていけるように時間をかけてフォローしています。

※他にも新生児、発達障害(精神遅滞・脳性麻痺・てんかん・広凡性)のある小児、まだ話すことのできない乳幼児の検査を行うことが可能です。